「カメラの国のアリス」

撮影SLG「カメラの国のアリス」の感想です。

ゲーム内容

ジャンル
着衣、きせかえ、ファンタジー、ぶっかけ、中出し、フェラチオ、複数プレイ/乱交、パイパン

プレイヤーが監督となってメルヘン作品の映画を撮るというSLG。
場面場面で男優やプレイ内容の指示出しを行うことで、一本のAV映像作品を作り上げ、最後にその作品の評価が下されるという、一風変わったゲームである。

淫乱度によって演技や台詞が変化するセクシー女優アリスちゃんの良さを活かすも殺すもプレイヤー次第。

ゲームの流れ

コミュニケーション
撮影前の段階で、アリスとのコミュニケーションや男優募集が行える。
コミュニケーションに関しては画面写真を見ていただければわかる通り、
・会話
・タッチ
・セックス
といった具体的な行為によってアリスの淫乱度を上げることができる。
また、アイテムからは着せ替えも可能。

撮影開始
撮影が始まると、台本に沿ってアリスの演技と物語を進めて行くことになる。
ストーリー進行の文章やアリスの台詞は淫乱度によって変化する。

画面左の二本のゲージはそれぞれ、
赤いゲージが淫乱度
青いゲージが体力
を表している。

淫乱度は撮影シーンに影響を与え、体力はなくなると絶頂か気絶してしまう。
絶頂なら淫乱度が急上昇するが撮影は続行。
気絶は撮影中止となり、完成報酬ももらえないので注意。

アイディアアイコンをプロット鍋に放り込む（ドラッグ）ことで指示を出す。
ここでの指示によって完成する映像が変わるわけである。

艶めかしく動くアリスの肉体に男優たちのスパイスをふりかけることで最高の芸術作品へと昇華させるわけだな。

作品評価
完成した映画の評価が行われる。
今作を楽しむ上ではこの評価画面てすごい重要。
これがあるとないとでは撮影に臨むプレイヤーの気持ちが変わってくる。

画面の雰囲気もいい感じだ。

受賞で雑誌紹介
作品によって何らかの賞を受賞すると、その称号に合わせた雑誌紹介記事を見ることができるほか、アリスの性癖が解放されていく。

Hシーン

監督とのえっち
撮影でもなんでもない監督（プレイヤー）とのHシーン。
枕営業か?

あまり食い過ぎると淫乱度が上がって作品に影響も出る。
見る分には淫乱娘にさせた方が面白い。

撮影シーン
撮影中のHシーン。
監督が指示したプレイをこなすアリスちゃんに萌えつつ、悩まし気に動く彼女の肢体がそれ以上の興奮を与えてくる。

体験版『アシスタント目線のアリス』

今作の体験版はアシスタント目線で撮影5日間を体験するという、本編とは違った視点とゲーム性で楽しめる内容となっている。
アリス以外はシルエットで描かれているものの、監督のビジュアルが想像していたよりもごつい（というよりこれは勝てないと思える）キャラだったりと新たな発見も。

今作のゲームシステムを知ると言う部分では参考になるかともかく、世界観の雰囲気はバッチリ掴める内容となっているほか、このアシスタントがかなり腹黒く、選択次第でアリスとのHシーンまで拝むことができる。

本編とは違うゲーム性とHシーンは、本編プレイ後でも遊んでみる価値アリ。

感想

監督となって1本のAV作品を撮影するという、試みも遊ばせ方もじつに面白い1作。
アリスにボイスがあればさらに楽しかったと思うが、絵本を見る感じで読み進めていると思えばそれもまたアリな気はする。

また、黒いアシスタントとのHシーンも用意された体験版もぜひプレイしてもらいたい。
演技ではなく、素で怯えるアリスが犯されるシーンは必見。

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