「ツグナヒ高飛車お姫様・瑠璃子～はじまりの痴激～」

アニメ「ツグナヒ高飛車お姫様・瑠璃子～はじまりの痴激～」の感想です。

内容

ジャンル
辱め、妹、お嬢様・令嬢、レ〇プ、輪姦

妹の奈々と二人暮らしをしていた主人公の諒一。
奈々の誕生日にサプライズを画策していたが何時になっても奈々が買い物から戻らない。
その時、奈々な男たちによって輪姦され、無残にも道路に投げ捨てられていた。

奈々が運び込まれた病院に駆けつけるが、彼女はすでに植物状態となっていた。

絶望する諒一の前に正体不明の美女が現れ、彼女の妹もまた奈々と同じく道楽の玩具にされたのだと聞かされる。
女が示す数々の証拠を前に、奈々を道楽としてあんな目に遭わせた実力者たちの娘も同じ目に遭わせようと諒一は考える。

1999年にブルーゲイルが発売したエロゲのアニメ化。
今となっては古い作品だが、キャラクターデザインはオリジナルを元に今風になっているので、古いキャラデザは……って人でも問題ない。

誕生日に襲われた奈々

そして物語は幸せな日常生活から始まる。
この日は奈々の誕生日。
奈々の帰りを待つ諒一のスマホに電話が入り、病院へ駆けつけると奈々は意識不明の重症。
ただ愕然とする諒一の前に謎の美女が現れる。

復讐のため教師として潜入

「誰に文句をおっしゃってるのかしら? 赴任されて三ヶ月でしょ。そろそろ立場というものを理解なさったら?」
教壇に立つ教師の諒一おしゃべりを注意され、生意気な口を聞くこの娘が今回のターゲットである西条瑠璃子である。
親の七光りか、瑠璃子には理事長すら指図できない。
それほど権力を持っているということか。
そんな瑠璃子と隣りの席の串田茗子に、クラス委員長の円城寺葵が注意する。

休み時間。
葵と及川佳奈美がやって来て、佳奈美が授業のことでわからない事があるので教えて欲しいと諒一に声をかけるが、諒一は授業の時でいいかとやんわり拒否し、二人の成績が落ちているとして、今度の連休に補習に参加しないかと提案する。
知り合いの別荘で短期の合宿をするのだとか。
すぐに参加を決める佳奈美と、そんな佳奈美の即答に困った様子を浮かべつつ自分も参加すると答える葵。
ここでの様子で佳奈美が諒一に好意を抱いているのがわかる。

だが、これらは全て諒一による復讐のための準備だった。
あの日病院で声をかけてきた美女から、
「男たちの娘は全員同じ学園に通っているわ」
「潜入して近付きなさい」
「あなたの妹は玩具にされ壊されたの。奴らはいつもそう。同じ苦しみを味わわせてやるの」
と指示をされた諒一。

そんな彼の後ろには幻か生霊か奈々の姿が。
「早く……お兄ちゃん」
「ああ……もうすぐだよ。奈々」

その後、諒一の説得で補習参加を決めた瑠璃子と茗子、そして葵の妹であるナツキも加えた5人の女子が別荘へと集う。
そこで待っていたのは教師の補習ではなく狂気の復讐だった。

感想

ゲーム版から23年の年月を経てのアニメ化には驚かされた。

仲良しの妹が輪姦された挙句に植物状態となって入院。
そんな妹の復讐として兄が犯人の娘たちを次々に襲うという、言ってしまえばどこにも救いがない胸糞展開なので、そういうのがダメな人にはきつい。

逆にこういうのが好きってドロドロな紳士には涎が垂れるほどの設定でもある。
アニメ版では一人ずつ復讐していくようだが、ゲーム版ではルートによって植物状態の奈々がさらに犯される結末もあったはずなので、そちらも収録されるのかは気になるところだ。

それにしても冒頭での説明文のラスト。
『全てを奪われた男の復讐が……膜を破る……』
嫌いじゃないよ、こういうの。

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