「楽園侵触 Island of the dead 上巻」

絶海の孤島にある高級リゾートホテルでのパーティ。
そこには様々な思惑を持った人々が参加していたが、突如現れた触手によって会場はパニックに陥る。

内容

ジャンル
中出し/乱交/辱め/美少女/触手

未開の島を開拓して作られた高級リゾートホテル。
この島には新種の植物が生息しており、リゾートホテル建設までの計画を幾度となく阻んできたが、学者ハンナ=カレッジと助手の朝里江麻によってそれらを退け、この日ホテルのオープンとなった。

会場ではオーナーの宮小路麗香が挨拶をし、この計画の協力者たちを紹介。
投資を行った真島金成。
設計を行った野々倉益弘。

その他にも
野々倉益弘の妻である佳耶子。
長男の走。
長女の歩。
真島金成の彼女である北道益弘。
金ヅルを探している様子のアイドル南澪音。
副支配人のゲッスーニからオーナー宮小路麗香の暗殺を依頼されて隠れている岸田エイラ。
といった、関係者が会場に集まっていた。

関係者の挨拶が続く中、麗香の隣りにゲッスーニが並ぶ。
「この日を迎えて感謝しているわ。が、あなたのような汚い人はこれから必要ない。今日をもってクビよ」
「わかっていたよ」
笑顔で交わされる会話。
その様子を見えない場所から銃のスコープ越しに見つめるエイラ。
照準は麗香に合わせられている。

そしてワイン樽による鏡開きが行われようとしたその瞬間だった。
突如現れた触手によって会場はパニックとなる。

最初に襲われたのは逃げ遅れたバーテンダーのアリアだった。
触手から吐き出された液体によって衣服を溶かされると、露わになった彼女の性感帯を狙ったかのように触手が責め始める。

さらに樽から現れた触手に膣へ侵入されると、お尻から下を樽に引きずり込まれた状態にされるわ、うつ伏せにさせられて乳首を責められるわ、最後にアナルにも侵入されるわと、本作のHシーンはこういうものだと見せつけんばかりの犠牲っぷりを披露してくれる。

北道真琴と彼氏の真島金成は会場から逃げ出して上の階へと非難していたが、そこへアイドルの南澪音が現れて金成を誘惑。
モタモタしている間に触手に囲まれてしまい、金成は触手の海へと引きずり込まれ、真琴と澪音はやはり触手に弄ばれる。
そして触手の海から戻ってきた金成は、触手に寄生された状態で先から触手が生えたペニスで澪音を犯し始めた。

自分も触手に陵辱されながらも、金成が自分ではなく澪音を犯すことに真琴は、
「イヤ……金成さん。なんで私じゃなくてそんな女の方にいくの！」
と、かなりずれた思いを声にし澪音を非難する。
だが、澪音にたっぷり射精した金成が、お次は先っぽに触手が生えたペニスで真琴を犯そうとすると、
「イヤだ。金成さん…どうしてそんな姿に……」
と、今さらかよとツッコミたくなる一言。
この状況を嘆くよりも金成の名を叫ぶあたりに真琴の金成への気持ちが本物である事が伝わると同時に、彼女のどこかズレた一面が伺える。

澪音の
「アイドルマンコ」
発言も含めて、彼女たちのHシーンはどこかコミカルに描かれてるように感じた。

混乱の中、ホテルから逃げようとするエイラだが、その行く手を触手に襲われたはずのゲッスーニが阻む。
金成同様触手に寄生されてはいるものの、記憶はしっかりしているゲッスーニ。
エイラは銃で撃つがビクともしない。
すると触手たちはエイラのアナルを責め始める。

なぜか彼女への責めは最初から最後までアナルのみに集中して行われた。
「またそっちに…っ」
と嘆くエイラに観ている最中は思わずクスっとなったが、このあたりはゲッスーニが暗殺を依頼した時にエイラの尻に興奮を覚えていら様子が描かれているので、彼の気持ちがそうさせているという事だろうか。

どれほどの時間が経ったのだろうか。
会場は孕まされてお腹が大きく膨らみながらも、なおも犯され続ける女性たちの姿で地獄絵図と化していた。
彼女たちの膣からはバケモノが新たに生まれ続け、その乳首からは母乳が溢れ出る。

悪夢としか言えないこの状況。
はたしてどうなるのだろうか？

原作はPCゲーム

本作は2022年に発売されたPCゲーム「触災の島～Island of the Dead～」が原作となっている。

私はゲーム版未プレイだったので今回急遽体験版をDLしてプレイしてみたが、ゲーム版は家族旅行でホテルに来ていた野々倉益弘の娘・歩の視点で進行する。

どうやらゲーム版とアニメ版ではキャラ設定など違いもあるようで、例えば野々倉益弘がゲーム版では外交官だがアニメ版では建築家だったり、南澪音がゲーム版では金成の方からちょっかいをかけるがアニメ版では澪音の方から誘惑するなど、最初はゲーム版で語られる詳細をアニメ版では時間の都合でカットしているのかと思っていたが、アニメの展開に合わせて多少の変更が加えられているようだ。

アニメ版では語られないやり取りがあったりするので、気になる人はゲーム版もチェックしてみよう。

上下巻連動購入特典にも注目

本作の上下巻購入特典は描き下ろしB2タペストリー。

絵柄はショップによって異なり、
Getchu.comは野々倉歩（左）
メロンブックスは南澪音（真ん中）
とらのあなは北道真琴（右）
となっている。

欲しいキャラで購入ショップを決めよう。

感想

ゲーム原作ということで予備知識がないとキャラ関係やこの状況が初回視聴のみではわかいにくいのはしょうがないところ。

そういった説明部分を犠牲にする代わりに、約22分の間に4人の女性が触手に陵辱されるシーンが収められており、またそれぞれにしっかり尺も用意されているので、彼女たちの快楽と苦痛に喘ぐ姿をたっぷり堪能する事ができる。

ゲーム体験版でメインぽい扱いだった野々倉歩に関しては、一番最初と逃げるシーンのみ描かれており、この上巻では彼女の陵辱シーンは見られず。
他にもオーナーの宮小路麗香やフロント担当の有乃やよい。
学者のハンナ=カレッジとその助手の朝里江麻など、触手の餌食に丁度良さそうな女性キャラは残されているので、彼女たちの陵辱シーンもまとめて下巻に期待。

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