「いもうとはGALかわいい第1話属性違いの妹」

オタク男子・進藤翔平に父の再婚によって突然できたGAL妹・水沢梨乃。
本来であれば接点などできようはずもない二人だが、同居して同じオタク趣味を持っているとわかった両者の距離は縮まっていく。

内容

ジャンル
おもちゃ/義妹/双子/コスプレ/ラブコメ/同居/中出し/フェラチオ/アナル/巨乳/爆乳

主人公の進藤翔平は父親の再婚でクラスメイトのGAL水沢梨乃が義妹となる。
オタクの翔平とGALの梨乃では本来接点などないのだが、梨乃も翔平と同じオタク趣味であることがわかると二人のコミュニケーションがうまく行きはじめる。

というのが主な商品説明だが、本編内でそのあたりの経緯は一切語られず、視聴者が見始めるシーンではすでに翔平と梨乃は仲良し兄妹そのものである。

ある日、梨乃がトイレに入っていたところに翔平が誤って入ってしまう。
慌てる梨乃だが外からは母親のノック。
母親に適当な言い訳をしてその場を離れさせるが、その際に密着した事で興奮したのか、翔平が突然丸出しになっている梨乃の尻を揉み始め、さらにキスをしてくる。
大きな胸ももまれて乳首もいじられた梨乃は翔平を突き飛ばして怒ってしまった。

翌日。
ショックで眠れなかったという梨乃は、お詫びとして勉強を教えるよう要求。
将来は保育士になりたいという彼女に翔平は勉強を教え始める。

そして部屋で勉強をしていると、翔平のことを好きだと告白した梨乃は今度は自ら
「脱がしてもいいよ」
と翔平の行為を受け入れ、二人はひとつとなるのだった。

中途半端さが残る演出

主人公の顔や台詞がない点は好みの問題になるが、やはりこの姿の主人公がほとんど動きなく台詞もないと人形相手にしているようにしか見えず不自然だった。

また、GAL設定の梨乃だけど、あまりGALらしさが見られないのが残念。
オタクとは正反対の位置付けとして『属性違いの妹』となっているはずだが、共通のオタク趣味があったとは言え、それを考慮しても普通にオタクも接しやすい女の子にしか見えなかった。

最後に描かれる主観視点でのフェラチオシーンでは梨乃の声が左右真ん中と聞こえてくるが、その聴こえ方がおちんちん中心で変化するためにこちらも違和感を拭えなかった。

感想

主人公の顔は描かれておらず声も一切ない点など、好みが大きく分かれる作品という印象。

巨乳と大きめの乳輪という特徴的な身体の梨乃は刺さる人にはたまらないのだが、本編中でGAL設定が活きている場面がなく、また終始梨乃しか台詞がないために彼女一人が人形相手にえっちしている感覚が拭えなかった。

これなら多用されていた主人公視点で終始貫いた方がより自然に見えたし、梨乃の魅力も伝わりやすかったかもしれない。

どうにも観ていて中途半端さが残る作品だったが、すでに第2巻の発売日も2023年7月21日に決まっているので（当初は6月予定だったが延期）、総合的な評価はそちらも見た上で行いたい。

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