「お兄ちゃん、朝までずっとギュッてして！」体験版

2018年5月25日発売予定「お兄ちゃん、朝までずっとギュッてして！」体験版の感想です。

ゲーム内容

目覚めから妹の香りをいっぱい吸い込んで幸せいっぱいの主人公。
隣りで寝ているのは女未（おなみ）家四姉妹の長女そら。
別に事後というわけではなく、小さい頃から喘息持ちで身体が弱かった主人公のために、女未家では万が一の発作に備えて妹の誰かが一緒に寝るというルールができ、すっかり普通の人よりも健康になった今でもそれが続いているらしい。

とにかく主人公が妹達を超絶溺愛している様子がこのわずかな時間からも伺える。

手前左から
『最強かわいい』四女すみ
色々あって人見知りするタイプであり、学籍は持っているもののほとんど登校していない
『一番乗りカワイイ』三女こはく
炊事、洗濯、掃除、家計と家事の一切合切をしきる家族の母親役
『無敵かわいい』次女あかね
近所でも評判の天才少女だが異様に寒がり
『寝惚けカワイイ』長女そら
ちょっと天然で抜けた空気がありマイペース

主人公が言うには女未家が世界に誇る四姉妹。
確かにみんな可愛いのでその点に異論ナシ。
通信制学園に所属している主人公とすみは、他の3人が学園に行っている平日は、2人ともそれぞれの部屋で勉強しているとのこと。

ある日。
海外で夫婦共に医療関係に携わっている母親から電話が入り、研究のために
「毎晩寝る前に10秒以上、妹とハグをして欲しい」
とお願いされる。
なんでも
『ハグによる免疫向上』
なる論文が発表され、それを実証したいらしい。

こうして毎日妹たちとのハグが決まった女未家。
母親から送られてきたというハグに関してのルールを
『女未家五つのルール』
として制定する。

一、毎日妹とハグしなさい
二、十秒以上ハグしなさい
三、ちゃんと匂いをかぎなさい
四、離れちゃったらやり直しなさい
五、愛情もってハグしなさい

中にはみんなが「なぜ？」と首を傾げる内容のものもあるが、それぞれにちゃんと意味があるらしい。
そんなわけでこれからはハグする相手=添い寝する相手を毎日選ぶ事となった主人公。
『選べるかーっ！！』
と、思わず叫んでしまいそうになるくらいみんな可愛い！
（私もすでに影響うけまくり）

『ハグクリック』システム

マウス操作で抱きしめる強さを調整するという『ハグクリック』システム。
この操作自体は妹の反応を楽しむためのものでストーリー分岐には影響はないとのこと。
失敗を恐れずにハグしよう。

画面左のハグクリックメーターで強弱を確認しつつ、ここではそらに言われた強さで抱きしめる。
この距離感と反応。
主人公じゃないけどこのまま思いっきり匂い嗅ぎたくなる。
これ、想像してたよりヤバイ。

とりあえずここでは体験版をもっとも長く遊べるそらを選択。
他の三姉妹はひと晩で体験版終了となるので、この体験版ではそらとのストーリーを知るためのものかな。

ハグに関しては意識しすぎる主人公をそらが上手くリードしてくれる感じ。
こはくがいう
「精神的な方のお母さん」
という言葉がぴったり合う、普段のちょっと天然なそらとは違った包容力を感じさせてくれる。

翌日のハグ相手もそらを選択。
昨日のハグで主人公の筋肉にドキっとしたと話すそらに、とっておきのトレーニングであるベッドを使ったトランポリンを教える。
妙にテンションの上がった2人でポヨンポヨン跳ねていたところアクシデント発生。
「素敵な――――香りですね」
どうしてこんな事になったのかはともかく、まだお風呂前のそらの下着は一体どんな香りだったのだろうか。

四姉妹の中で一番女性らしい体つきのそらを意識する（しすぎる）主人公と、そんな主人公を意識し始めている様子のそら。
なんともくすぐったい感じがする流れの中で、一度意識し始めた2人はもはやお互いの気持ちを抑える事ができず、他の姉妹たちの後押しもあって、ついにエッチをしてしまう。

エッチのあとは一晩中裸のまま抱き合って翌朝を迎える2人。
その朝、この2人がみんなとまともに会話できるのか見てみたいところだが、体験版はここで終了。
その後については製品版でのお楽しみってとこかな。

ほかのいもうとたち
今回はHシーンまで進む事ができる長女そらをハグ相手に選び続けて進めてきたが、他のいもうとたちについても画像で簡単に紹介。
ちゃんとこの体験版で全員とハグできるので、思う存分その反応や抱き心地を堪能しよう。

あかね

冷え性のせいもあって異常なまでの寒がりなあかねは頭まで布団にすっぽり。
お風呂あがりのあかねはおさげ髪に甚平というちょっと古風なスタイルで、冷えた手足と一緒にぎゅっと抱きしめたくなる可愛さ。

主人公の毎日の採血を行うなど、こはく同様にしっかり者のイメージが強いあかねだが、寒さにやられた時と動揺した時のポンコツさは四姉妹で一番かもしれない。
とんでもない爆弾投下もあかねが一番多そう。

こはく

普段はしっかり者ながら極限の緊張でハグの最中にお漏らししてしまうこはく。
小さな頃から緊張しすぎるとダメだったらしい。
お風呂あがりの束ねた髪とパジャマ姿が、普段よりも幼く見えて可愛い。

大事なところで主人公の背中を押してくれる頼もしい妹。
家事をこなしながら助言してくれる姿はまさに母親そのもの。
でも、最近胸の大きさがすみにも負けてきたよう模様。

すみ

主人公の発作が原因で対人恐怖症になったというすみ。
引っ込み思案だがお兄ちゃんへの好奇心が強く、朝勃ちした主人公のおちんちんに触ったりもしていた模様（主人公は寝ていて気付いておらず）。

まさに天使のような無垢な瞳でこんな事聞かれたら……。
もうほんとマスコット的な可愛さで守りたくなる存在だ。

感想

とにかくみんな可愛い!!
最初は主人公の妹たちに対するあまりの溺愛ぶりに
『おいおい、落ち着けよ』
なんて鼻で笑いながらプレイしていたけど、もう今じゃすっかり主人公と一心同体。

また、『ハグクリックシステム』は説明通り、その後の展開に影響があるわけじゃないけど、妹たちの反応があまりに可愛いのでついついクリックし続けてしまうという抜け出せなくなるヤバさ。
「やめないで」
なんて言われたら左クリックやめられない。
ハグも添い寝も匂いを感じる距離感なことが効果大きいのかも。

他の妹たちとの展開やそらとのその後など気になる部分が多く、発売が待ち遠しい1本である。